礼服をクリーニングに出すタイミングと頻度は?料金の相場など

礼服のクリーニングはそれほど頻繁に行うわけではありませんよね。礼服自体、着る機会が多いとはいえませんし、着る機会が少なければクリーニングだってそれほど必要なさそうに思えます。

でも、いざ着ようと思ってクローゼットから出したら、お手入れを間違ったのか悲惨な状態に、ということもあり得るし、クリーニングに出しておくべきだったと後悔することも。

正しくお手入れし長持ちさせたい礼服、本当はどのくらいの頻度でクリーニングに出すのが正しいのか、そしてクリーニングに出すタイミングとは?さっそく調べてみました。

礼服をクリーニングに出す頻度とタイミング

礼服をクリーニングに出す頻度・タイミングは、1度でも着たらその後クリーニングに出す、ということです。

急に礼服が必要になった時、クローゼットから出してみたら大変な事態になっていた、ということもあります。カビや虫食い、変色など、とても着ることができる状態ではなく、先回着た時には異常がなかったはずなのに、どうしてこうなったのか?それは保管する前のお手入れを間違っていたからでしょう。

仕事で着るスーツなら汗をかいて染み込んだり皮脂が付くこともあるし、ホコリや大気汚染など目に見えにくい汚れも付着しているはずですが、礼服なら1回着たくらいではそこまで汚れないのでは?と思うかもしれません。

しかし、いくら短時間の着用でも意外と汚れているもの。ほんの少しの汚れでも、付いていれば長期間保管することでシミになったりカビが発生したり、虫食いの原因になることもあります。

ですから、礼服はたとえ短時間1回だけ着ただけだとしても、その都度クリーニングに出すのが正解です。礼服は次にいつ着用するか分からない、長期間保管する可能性が高い衣類ですから、クリーニングに出してしっかりと汚れを落としてもらいましょう。

礼服をクリーニングに出してたらどのくらいで帰ってくる?

しばらく出番がないだろうと、クリーニングに出したのにすぐに別のお通夜に出席しなければならなくなった・・・。こういう状況になることもありがちです。

そんな時は、出したクリーニングがいつ帰ってくるのかと焦ってしまうでしょう。礼服をクリーニングに出したら、どのくらいで帰ってくるのかというと早くて2~3日、多くの場合1週間ほどかかるようです。

礼服は一般の衣類とは違い特殊な方法で洗濯・仕上げをしますし、オプションをつければさらに日数がかかります。法事などあらかじめ着用する予定が決まっている場合で、その前にクリーニングに出そうとするのなら、仕上がりまで何日かかるのかを確認し、当日は確実に手元にあるように余裕をもってクリーニングに出しましょう。

礼服クリーニングの値段の相場

礼服クリーニングの値段の相場は、上着とズボンの上下を合わせて1,500円~3,000円程度。クリーニング店によって上下セットの値段を設定している場合と、上着とズボンをそれぞれ別々に依頼する場合があります。ちなみに、礼服の上着だけなら950円~、ズボンなら650円~が目安となります。

女性用なら上着とスカート、あるいはワンピースやボレロなど礼服でも組み合わせが異なることが多く、それぞれ単品でクリーニングをお願いすることになるでしょう。女性の礼服の場合、ワンピースなら1,000円~2,800円程度で、袖のあるなしなどで値段も違ってきます。ボレロなら1,000円~2,000円程度ですが、クリーニング店によっても開きがあります。

いずれにせよ、礼服は普通のスーツやワンピースよりもクリーニングの値段が高めとなっています。その理由について、次に説明しますね。

礼服のクリーニング代が高い理由

礼服をクリーニングに出す時、スーツの料金で大丈夫だろうと思っていたら、受付で「礼服ですね」と言われ普通のスーツよりも高い料金になった・・・こういう経験がある人もいると思います。

形は同じで上着とズボンの上下セットなのに、なぜ普通のスーツと礼服とでは料金が異なるのでしょうか。

その理由は、まず素材に違いがあることが一つ。普通のスーツはポリエステルなどの化繊であるのに対し、礼服はそれよりも上質でケアが難しいウールが使われていることが多いです。上質でデリケートな素材なら、クリーニング方法も通常とは異なり、手間や時間がかかるもの。

また、礼服は次に着用するのがいつになるのか予測できないこともあり、長期に渡って保管することになりますから、防カビ・撥水などの加工がプラスされるため、高くなることもあるようです。

礼服をクリーニングの出し方と注意点

礼服をクリーニングに出す時の、出し方や注意点について説明します。

ポケットの中身を確認

礼服にもポケットが付いていますから、クリーニングに出す時は事前にその中身を確認しておきましょう。ティッシュペーパーやハンカチ、小銭、タバコ、ライターなど、一緒にクリーニングしたら礼服の生地を傷めたりする恐れがあります。また、貴重品を入れたままにしてクリーニングに出し紛失したとしても、保証されることはありません。

クリーニング店では、お店のスタッフがポケットの中身も確認してくれるものですが、完璧にすべてをチェックしてくれるとは限りません。クリーニングに出す前に自分で確認することを、忘れないようにしましょう。

ほつれ、穴あき、ボタンの欠損の確認

普通の服でもほつれや穴あき、ボタンがとれてしまっているのは恥ずかしいものですが、礼服は改まった席で着用するので、人前に出た時にそのようなことがないようにより注意が必要です。クリーニングに出す前に、ほつれや穴あき、ボタンの欠損がないか確認しておきましょう。

クリーニング店では、預かった衣類の補修・修理を行ってくれることがあり、礼服のような大切な衣類にも対応してくれます。補修・修理がどの程度のものかで、無料なのか有料になるのか違ってきたり、お店によっても対応が異なります。

取れかかったボタンを付け直すなど、自分でできる補修・修理はクリーニングする前にやっておくとして、自分では難しいと思ったらクリーニング店で補修・修理をお願いしても良いでしょう。

クリーニング後の礼服の保管方法

クリーニングから帰ってきた礼服は正しく保管して、次回も気持ちよく着用したいものです。正しい保管方法について説明します。

クリーニング店でかけたビニールは取り外す

クリーニングされた礼服は、お店でビニールをかけられ渡されるはずです。このクリーニング店のビニールは、保管するためにかけてあると思っている人も多いようですが、それは間違いです。

ビニールがかかったまま保管してしまうと、湿気がこもってカビや変色の原因にもなってしまいます。ホコリよけになるのに、と外したくない人もいるかもしれませんが、ホコリから守るのなら、通気性が良く防虫加工などもある洋服カバーの使用をオススメします。

ハンガーは専用のものに取り替える

礼服はクリーニング店のハンガーにかけられて帰ってきますが、このハンガーは細いので型崩れの原因になってしまいます。肩の部分がしっかりしたジャケット用のハンガーに取り替えてから保管するようにしましょう。

直射日光に当てない

クローゼットではなく室内に吊るしておく時は、色あせを防ぐため直射日光に当たらない場所を選ぶようにします。実は蛍光灯の光も色あせの原因になるので、できるだけ礼服はクローゼットなど光の入らない場所で保管するようにしましょう。

クローゼットの換気にも注意

礼服はクローゼットで保管するのがオススメですが、湿気がこもるので定期的に換気し風を通すようにします。湿気が高ければカビが発生しやすくなり、変色やニオイの原因にもなります。使う機会がないからと、長期間しまいっぱなしにするのではなく、時折異常がないか点検しておくと良いですね。

まとめ

・礼服は1度着たらクリーニングに出す
・クリーニングに出してから帰ってくるまでは1週間
・礼服クリーニング代は上下を合わせて1,500円~3,000円程度
・クリーニングに出す前に礼服の状態・ポケットの中身を確認
・クリーニング後は湿気や紫外線から守りクローゼットで正しく保管

頻繁に着る機会があるわけではない礼服ですが、いざという時に困らないよう、着用したらクリーニングし正しく保管しましょう。

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